課題解決コラム
事例 No.11
家でもお風呂に入り続けたい
今回は湯舟に浸かるために用意した福祉用具と使い方のポイントを紹介させていただきます。
これまで手すり等を支えにしながら、要支援の状態を維持してこられた女性のケースです。
冬頃から急激に足腰が弱ってしまい、自宅内でおひとりで浴槽への跨ぎ動作や、立ち座り動作ができなくなってしまいました。
そこで、今後もご自宅で安全に、出来るだけおひとりで入浴できるよう、浴室の環境整備を行いました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具はバスボードと浴槽内の椅子です。
バスボード はねあげくん
洗い場から浴槽を安全にまたぐために、浴槽の真ん中付近に支えを設けたかったのですが、手すりはその場所には設置ができ無かった為、悩みました。
そこで手すりとしても活用でき、立って浴槽をまたぐ際の支えにすることもでき、また座って跨ぐこともできるバスボードを提案しました。
この商品は浴槽の中に入った後に座面を跳ね上げることで、スペースを確保しおひとりでも入浴することができます。 -
軽量浴槽台”あしぴた” シリーズ ジャスト 16-20
浴槽底に設置し、湯船につかる際の椅子にすることで、浴槽内での立ち座り動作がし易くなります。
軽いのでお一人でも出し入れしやすく、16㎝以上嵩上げされるので心臓へも負担がかかりにくく、踏み台としても利用できる商品です。
お客様の声
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この二つの商品を利用したところ、「一人でまた自宅でもお風呂に入れた。
日々の生活にも活力が出てきた。」と伺い、私も嬉しかったです。
この記事を書いた営業所員
森藤 一也
福祉用具プランナー、福祉福祉用具選定士、リフトインストラクター上級、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 神戸営業所
電話:078-578-5959 FAX:078-578-5958