課題解決コラム
事例 No.241
安心して湯船に浸かるための福祉用具
今回は、湯船に一人で入れるよう選定した福祉用具と使い方のポイントを紹介させていただきます。
ご相談を受けたご利用者様は、できることは極力自分でやりたい、入浴も人の手を借りず自宅のお風呂に入りたいとご希望されていました。
ただ、湯船から出入りする際に足を上げるのが大変になったこと、湯船に浸かった後立ち上がれなくなったことがあり、湯船に入ることに恐怖を感じていました。
そこでお一人でも安心して湯船に浸かれるよう、浴室の環境整備を行いました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具はバスボードと滑り止めマットです。
バスベンリーレギュラーⅡ
浴槽の出入りを座って行うことができる商品です。
座る部分が回転するため、洗い場から浴槽へ体の向きを簡単に変えることができます。
ボードの上で横へずれたり向きを変えたりすることがご自身では難しかったため、こちらの商品を選定しました。 -
おく楽 すべり止めマット AR 中
浴槽から出る際に足が滑ることが原因で立ち上がりが大変になっていたため、滑り止めマットを選定しました。
立ち上がりの際に足を踏ん張ることができます。
お客様の声
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「出入りの苦労や店頭の不安が減り、一人でも安心してお風呂に入ることができるようになった。」と大変喜んでいただき、私も嬉しくなりました。
この記事を書いた営業所員
安田 みなみ
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 名古屋南営業所
電話:052-819-4331 FAX:050-3156-2914