課題解決コラム
事例 No.263
浴槽を無理なく跨いで入浴を楽しみたい
今回は、大腿骨変形症で股関節の手術をし股関節可動域が狭くなり、浴槽のまたぎ動作が難しくなってしまった方の事例をご紹介いたします。
ご利用者様は、手すりや支えがない状態だと20cmの段差を乗り越えるのがやっとの状態で、浴槽縁に手をつき時間をかけて跨いでゆっくり入浴していました。
座れるスペースに腰かけて入る方法も検討しましたが、太ももを上げる動作が難しい状態だっため、股関節への負担を減らして浴槽を跨ぐ方法を検討しました。
選定した福祉用具
-
今回選定した特定福祉用具は浴槽台です。
浴槽台[ユクリアAir]
業界最軽量クラスの軽い浴槽台です。
高さを調整でき、踏み台としてだけでなく、浴槽内の椅子としても利用できます。
お客様の声
-
「浴槽内に浴槽台を沈めておくことにより、浴槽底に足が届きやすくなり股関節への負担を減らして入浴できるようになりました。また軽量なため浴槽からの出し入れや掃除も楽に行えてとても便利です。」と喜んでご利用いただいております。
この記事を書いた営業所員
山本 真希帆
福祉用具専門相談員
株式会社ヤマシタ 高松営業所
電話:087-802-0330 FAX:087-802-0331