課題解決コラム
事例 No.252
浴槽を安全に跨いでゆっくりお風呂に入りたい
ご利用者様はお風呂にゆっくり入ることが大好きでしたが、腰椎圧迫骨折を複数回繰り返したことにより腰が曲がり、動作が不安定になってしまいました。
シャワーだけでなく湯舟につかりたいとのご希望が強かったので、浴槽の跨ぎ動作が安全に行える福祉用具を検討しました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は浴槽手すりと浴槽台です。
高さ調節付浴槽手すり
浴槽を跨ぐ際に掴まるところがなく姿勢保持が難しい状態だったため、浴槽手すりを選びました。
浴槽の淵に挟むことで簡単に掴まるところが設置でき、手すりの高さも調整できます。 -
軽量浴槽台”あしぴた”
浴槽が深く、またいだ際にバランスを崩していたため湯舟用の浴槽台を選びました。
湯舟に浴槽台を沈めることで洗い場との高さを合わせ、安定して跨げるようになります。
浴槽台は跨ぎ動作の際の台としての役割もありますし、浴槽につかった際に座ることで立ち座りを容易に行うことができます。
軽量で高齢者や女性でも簡単に出し入れすることができます。
お客様の声
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ご利用者様からは「湯舟に入ることを諦めていたが、また入れるようになってうれしい。お風呂が楽しみです。」との声をいただきました。
この記事を書いた営業所員
山野 譲二
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 船橋営業所
電話:047-441-7272 FAX:047-441-7273