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介護保険を利用せずに介護ベッドをレンタルする方法|メリット・デメリットや選び方を紹介

介護ベッドを一般レンタルする方法

「介護ベッドを購入するかレンタルするか迷っている」「要介護度が軽いため、介護ベッドをレンタルできるか不安」このような悩みを解決できる記事です。

介護保険で介護ベッドをレンタルするには条件があります。介護保険でレンタルができず、介護ベッドを購入するとなると高価であり、そのほかにも修理の心配や処分の手間など、さまざまなデメリットもあります。
そんなとき、介護保険を利用しない「一般レンタル」という方法があります。

この記事では、介護保険を利用せずに介護ベッドを一般でレンタルする方法を説明します。

介護ベッドをレンタルするメリット

介護ベッドの使用を考えるときに、購入するかレンタルにするかを検討すると思います。
結論からお伝えすると、レンタルの方がおすすめです。
しかし、人によっては購入した方が良いと感じる人もいるかもしれません。

まずは介護ベッドをレンタルするメリットとデメリットを紹介します。

購入よりも費用が安い

介護ベッドは多機能であるため、購入する場合とても高価なことが多いです。
しかし介護ベッドの購入には、残念ながら介護保険は適用されません。

一方、レンタル(福祉用具貸与)であれば介護保険を利用できます。
しかし、介護保険で介護ベッドをレンタルできる人は原則、要介護2以上の人です(ただし、軽度者への福祉用具の例外給付が適用となる場合は、要支援と要介護1の人でも介護保険でレンタル可能)。

介護保険の適用にならない場合、介護保険を利用しないでレンタルする、つまり「一般レンタル」という方法があります。
もちろん要介護度の変化によって、一般レンタルから介護保険でのレンタルに変更することもできます。

整理すると以下のとおりです。

介護ベッドの入手方法 特徴 金額例
購入 介護保険が適用にならないため高額 25万円程度~
介護保険でのレンタル 介護保険が適用できるため安価だが、適用には条件がある 600円程度~
(1割負担の場合)
一般でのレンタル 介護保険は利用できないが、購入するよりは安く済む 6,000円程度~

介護保険の適用にならない場合、 購入するよりは一般でのレンタルのほうが安いということになります。

介護保険を利用したレンタルについては以下の記事もご参照ください。
介護用品はレンタルできる!品目、流れなどを解説します

症状にあわせて介護ベッドの変更ができる

介護ベッドを購入した場合、そのベッドの機能は変更できません。
しかし、レンタルの場合は症状にあわせて使用する介護ベッドを変更できます。
要介護度が変わって機能を追加したいといった場合でも、ほかのベッドに交換しやすいです。

また、介護ベッドは年々高機能に進化しています。
新しい高機能なベッドへの変更などにも柔軟に対応できるのは、レンタルの利点でしょう。

処分時の費用や手間がかかりにくい

介護ベッドを購入してしまうと、不要になった場合には処分のための費用や手間がかかります。
一方レンタルなら、不要になった場合も返却すれば良いため処分費用もかからず、撤去作業も業者が行ってくれるため安心です。

また購入した場合、保障期間外に故障などが起こると修理費がかかります。
しかしレンタルの場合は定期的なメンテナンスなども福祉用具業者が実施しており、万が一故障した場合も交換してくれるため安心です。

介護ベッドをレンタルするデメリット

介護ベッドをレンタルすることにはデメリットもあります。
メリットとデメリットから自分にあったほうを選ぶことをおすすめします。

申し込みから使用までに時間がかかる

介護保険を使って介護ベッドをレンタルする際は、担当のケアマネジャーを通して申し込みする必要があるので、どうしても時間がかかってしまうことがあります。
そのため、すぐに介護ベッドを使用したい場合は欠点となるかもしれません。

ただし介護保険を適用しない一般レンタルの場合は、レンタル業者に直接問い合わせするため、比較的早く納品が可能です。
レンタルのデメリットのひとつを解決できるといえるでしょう。

ヤマシタでも介護ベッドのレンタルに対応しています。お気軽にご相談ください。

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利用者が抵抗を感じることも

レンタルの場合、すべてが新品ではなく中古品を使用する場合もあります。
「誰かが使っていたものは使いたくない」と抵抗感がある方にとっては、この点がデメリットと感じられるかもしれません。

なおヤマシタでレンタルしている介護ベッドは、メンテナンスや消毒など徹底した衛生管理を実施しておりますので、安心してお使いただけます。

介護ベッドの購入やレンタルの相場

介護ベッドの購入とレンタルの費用について、実際の介護ベッドを例にあげてまとめました。
レンタルは月額料金ですが、想定される使用期間で計算するとおおよその総額が計算できます。

楽匠プラス Hタイプ 3モーション

楽匠プラス Hタイプ 3モーション

販売 520,000円
介護保険レンタル(1割負担) 1,100円/月
一般レンタル(10割負担) 11,000円/月

出典:ヤマシタ、シマシタ

Q-AURA(クオラ) 2モーター

Q-AURA(クオラ) 2モーター

販売 280,000円
介護保険レンタル(1割負担) 604円/月
一般レンタル(10割負担) 6,040円/月

出典:ヤマシタ、シマシタ

介護ベッドを選ぶときに重要な5つのポイント

介護ベッドを選ぶときに重要な5つのポイント
介護ベッドはさまざまな種類があります。
購入やレンタルするときに悩まないように、介護ベッドを選ぶときに重要な5つのポイントを紹介します。

1.リクライニングや高さの調節機能

介護ベッドは1モーター、2モーター、3モーターとそれぞれ機能が異なります。
一般的には以下のような違いがあります

1モーター 以下の1つだけ動かすことができるタイプです。
1)高さ調節機能
2)背上げ機能
3)背・ひざ上げ連動
2モーター 以下の2つを動かすことができるタイプです。
1)高さ調整機能
2)背上げとひざ上げの連動操作
3モーター 以下の3つを動かすことができるタイプです。
1)高さ調整機能
2)背上げ機能
3)膝上げ機能

リクライニングや高さがどのように調整できるかによって使い勝手が変わります。
最近では、お気に入りの角度を登録できる機能もあり、とても便利です。
介助者の負担軽減のためにも、ちょうど良い調整ができるベッドがおすすめです。

2.介護ベッドのサイズ感

ベッドによって、ベッド幅が81cm、91cm、100cmなどサイズが異なりますので、介護される方の体型や介護する方の動きやすさなどを考慮して選びましょう。

また、ベッドを置く部屋の間取りなども踏まえて考えることをおすすめします。
ベッドの向きなどももちろんですが、ベッドの周りのスペースやトイレまでの導線なども介護をする上では重要です。

3.サイドレールや手すりの有無

介護ベッドにはさまざまな付属品がありますが、その中で特につけておいたほうが良い機能は、サイドレールや手すりです。
利用者の転落や移乗などの動作を補助するために、サイドレールや手すりがあるのが望ましいです。

現状必要がなく、付属していないものを選ぶとしても、あとから取りつけ可能なものを選ぶのが良いでしょう。

4.マットレスの硬さや機能

マットレス選びもとても重要です。その人の身体にあったマットレスを選ぶことをおすすめします。
マットレスの硬さのほか、最近ではマットレスにもさまざまな機能があります。
例えば以下のような点に注目して選ぶとよいでしょう。

  • 通気性が良く、蒸れにくいタイプ
  • 硬くて動きやすいタイプ
  • 褥瘡(じょくそう)予防のタイプ
  • 腰に負担がかかりにくいタイプ
  • 寝心地が良いタイプ

5.手元スイッチの操作感

介護ベッドは背上げや高さの調整をするため、手元にスイッチがあります。
そのスイッチも、介護ベッドによって操作感が異なります。

手元のスイッチは介護される方、また介護する方が使いやすいものを選びましょう。
あまりにも機能が多いと逆にわかりにくく混乱してしまうこともあるので、場合によってはシンプルなものを選ぶ工夫も大切です。

介護ベッドを一般でレンタルする際の手続き

介護ベッドを一般でレンタルする際の手続き
介護ベッドを一般でレンタルする際の手続きを紹介します。

  1. ケアマネジャーに相談する
  2. レンタル業者に相談し、介護ベッドを決める
  3. 利用者と事業者の間で契約を結ぶ
  4. 介護ベッドのレンタル開始

1.ケアマネジャーに相談する

要介護者や要支援者であれば、担当のケアマネジャーがいます。
介護保険を使用せず、一般で介護ベッドをレンタルしたい場合にも、まずはケアマネジャーに相談しましょう。
ケアマネジャーは、介護される方の健康状態やそのほかの介護用品の使用状況など、総合的に見てくれているため適切なアドバイスがもらえるでしょう。
またケアマネジャーが一般のレンタルをサポートしてくれることもあります。

2.レンタル業者に相談し、介護ベッドを決める

ケアマネジャー経由、またはレンタル業者に直接連絡をし、担当者と相談しなから実際にレンタルする介護ベッドを選びます。

なおヤマシタでは、福祉用具専門相談員のサポートにより適切な介護用品を選ぶことができます。

3.利用者と事業者の間で契約を結ぶ

レンタルする介護ベッドが決まったら、契約の手続きに移ります。
利用者と事業所の間で契約を結びます。

4.介護ベッドのレンタル開始

契約後、介護ベッドのレンタルが開始されます。

介護用品は毎日使用するものなので、いつ不具合が起こるかわかりません。
ヤマシタでは、相談からトラブル対応まで対応可能です。
故障した際もすぐに相談できるので、安心してご利用いただけます。

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ヤマシタでベッドをレンタルするメリット

ヤマシタでは、豊富な種類の介護ベッドをレンタルすることができます。
介護ベッドによって値段は異なりますが、月に約6,000~13,000円で一般ベッドをレンタルすることが可能です。
参考サイト:ヤマシタ、シマシタ。「特殊寝台 レンタル」一覧
また、マットレスやオーバーテーブル、手すりやサイドレールなどのベッドの付属品もレンタルできます。
参考サイト:ヤマシタ、シマシタ。「特殊寝台付属品 レンタル」一覧

ヤマシタの営業所やショールームは全国に60拠点以上。福祉用具専門相談員の有資格者が900名以上在籍し、専門的なアドバイスが可能です。
レンタル用品の不具合など、急なトラブルにも土日祝日・年末年始を含む365日対応しています(豊橋営業所は除く)。
ヤマシタの紹介

まとめ

今回は、介護ベッドを一般レンタルする方法やそのメリットとデメリットについて紹介しました。

要介護2以上の人は介護保険を利用して介護ベッドをレンタルすることが可能ですが、原則、要支援や要介護1の人、もしくは事業対象者などは介護保険でレンタルすることができません(例外あり)。

そのような方のためにヤマシタでは一般レンタルサービスを実施しています。
興味がある人はケアマネジャーまたはヤマシタに直接ご相談ください。

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記事ライター
記事ライター
ライター

杉浦良介

理学療法士

通所リハビリ・訪問看護・回復期病棟・訪問リハビリでの経験のある理学療法士。YouTube「訪問リハ&訪問看護&介護保険【制度マニア】」、訪問リハブログ「訪問リハビリ・訪問看護情報サイト」、訪問看護ブログ「ビジケア訪問看護経営マガジン」で介護保険制度や訪問リハ、訪問看護などの情報発信をしている。著書に『リハコネ式!訪問リハのためのルールブック【第二版】』がある。


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