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KAiGO PRiDE WEEKの現地イベント「Japan International KAiGO Festival」が世田谷区立保健医療福祉総合プラザで開催

写真左からマンジョット・ベティさん、藤巻佳祐さん、永嶋千秋さん ©KAiGO PRiDE

写真左からマンジョット・ベティさん、藤巻佳祐さん、永嶋千秋さん ©KAiGO PRiDE


2024年2月20日(火)、東京都世田谷区・世田谷区立保健医療福祉総合プラザ(うめとぴあ)で「Japan International KAiGO Festival」が開催されました。
「Japan International KAiGO Festival」は、毎年2月22日の「KAiGO PRiDE DAY」を中心とした約1週間にわたって行われる「KAiGO PRiDE WEEK」の現地開催イベント。
今回の『ヤマシタ、シマシタ。』「営業所イベントレポート」では、その模様をお伝えします。

「KAiGO PRiDE WEEK」とは

KAiGO PRiDE WEEK「Japan International KAiGO Festival」フライヤー表面 ©KAiGO PRiDE

KAiGO PRiDE WEEK「Japan International KAiGO Festival」フライヤー表面 ©KAiGO PRiDE

これは介護の認識を変える1週間。
毎年2月22日は”KAiGO PRiDE DAY”。
それは日本の介護が持つ可能性に気付き、さらに拡大していくための新しいきっかけ。
この日を含む約1週間を”KAiGO PRiDE WEEK”として現役介護職や専門家による様々なアクションを通し、あなたが持つ介護の認識を変えていきます。

一般社団法人 KAiGO PRiDE Webサイト「KAiGO PRiDE WEEK 2024」ページ

「KAiGO PRiDE」とは

厚生労働省のパイロットプログラムプロジェクトとして始まった介護の魅力発信プロジェクト。KAiGO×Creativeをコンセプトに人材不足など様々な課題に対し、クリエイティブの力を掛け合わせることで、解決していきます。
代表的な活動としては、現役介護職のポートレート写真撮影や映像撮影を行っており、Creativeの力で介護の仕事の誇りを再認識するきっかけを創出しています。
日本の介護をRe-designすることがKAiGO PRiDEの使命です。

一般社団法人 KAiGO PRiDE Webサイト

介護の認識を変える1週間「KAiGO PRiDE WEEK」の現地イベント「Japan International KAiGO Festival」がうめとぴあで開催

会場入り口には介護に携わる人のポートレートが並ぶ ©KAiGO PRiDE

会場入り口には介護に携わる人のポートレートが並ぶ ©KAiGO PRiDE

「Japan International KAiGO Festival」は介護の魅力発信プロジェクトである「KAiGO PRiDE」が「介護の認識を変える1週間」と銘打ち、2月17日土(土)から22日(木)までWebとリアルを横断して開催するイベントの現地開催版です。このイベントは2月20日(火)に東京都世田谷区・世田谷区立保健医療福祉総合プラザ(うめとぴあ)で11:00から16:00にわたって開催。
当日は現地での開催と同時に「Zoom」を使用して講演のオンライン配信も実施され、日本の介護施設を運営している外国人施設長を招いてのトークショーなどが行われたほか、先進的な取り組みを行う介護関連企業の出展ブースも併設されました。
ヤマシタ世田谷松原営業所は、「世田谷区介護サービスネットワーク 福祉用具部会」のメンバーとして展示にも参加しています。
さっそく、当日の様子をレポートしていきましょう。

最前線で活動するアンバサダーたちによる「介護の認識を変革する」ためのトークショーを開催

写真中央・グスタフ・ストランデルさん、写真左・マシュウ・カラシュさん ©KAiGO PRiDE

写真中央・グスタフ・ストランデルさん、写真左・マシュウ・カラシュさん ©KAiGO PRiDE

「Japan International KAiGO Festival」では複数のテーマでトークショーを開催。午前中に行われたトークショーでは「日本で働く外国人施設長」と題して、国際ケアシステムのグスタフ・ストランデルさんとマシュウ・カラシュさんをお招きし、日本の介護への気づきやおふたりが日本の介護現場で働くことの意義についてディスカッションが行われました。
午後に行われたトークショーにはKAiGO PRiDEの代表理事でもあるクリエイティブディレクター・マンジョット・ベティさん、特別養護老人ホーム 弦巻の家・藤巻佳祐さん、世田谷ホームヘルプサービス・永嶋千秋さんが登壇。「介護におけるブランディング」というテーマで、ブランディングを意識して介護事業所を運営することについてのトークセッションが行われました。

最新の介護機器の特設展示も同時開催

なでなで猫ちゃんEX ©KAiGO PRiDE

なでなで猫ちゃんEX ©KAiGO PRiDE

当日会場では、最新の介護機器の特設展示も同時開催。介護ベッドや移乗用リフトはもちろんのこと、マッスルスーツや歩行分析システム、コミュニケーションロボットや排泄予測デバイス、ケア記録システムといった最新機器を扱うさまざまなメーカーが会場に集合しました。
最新の介護機器には、一体どんな商品があるのか、さっそくひとつひとつ、ご紹介していきましょう。

マッスルスーツExo-Power

マッスルスーツExo-Powerブース ©KAiGO PRiDE

マッスルスーツExo-Powerブース ©KAiGO PRiDE

株式会社イノフィスのブースでは、国際福祉機器展への登場でも話題となったマッスルスーツを紹介。マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)は、最大補助力27kgfで、働く現場の腰への負担をパワフルにサポートしてくれます。重量物の持ち運びや、長時間の中腰作業など、ハードな現場を支えてくれる画期的な製品です。電力を使用せず、使い方も簡単。腰痛は介護職員の職業病とも言われますが、この商品があれば、仕事もかなり楽になりそう。
世田谷区でも、少しずつ採用する事業者が増えてきているようです。福祉用具の私たちも導入したい!

株式会社 イノフィス Webサイト:「マッスルスーツExo-Power」ページ

歩行分析システム AYUMI EYE

AYUMI EYE / 撮影:金子修平(株式会社ヤマシタ世田谷松原営業所)

AYUMI EYE / 撮影:金子修平(株式会社ヤマシタ世田谷松原営業所)

株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団・AYUMI EYEは最先端の歩行能力解析デバイス。モジュール(加速度センサー)を腰部にベルトで装着して6~10メートル歩くだけで歩行状態を分析、歩行状態の『見える化』を実現します。結果はすぐに解析され、結果をiPad(iPhone)専用アプリで点数・マップ表示してくれます。
歩行時間や速度が測定できるのはもちろんのこと、歩幅やダイナミクス、リズムを測定可能、おすすめの運動も歩行状態にあわせて表示してくれます。継続して測定していくことで、その方の歩行状況の推移が分かりやすい点も魅力です。

AYUMI EYE Webサイト

ケア記録システム ケアコラボ

ケアコラボブース ©KAiGO PRiDE

ケアコラボブース ©KAiGO PRiDE

ケアコラボ株式会社・ケアコラボは生活の様子や望む暮らしなどの情報をご利用者中心に集めて、すべてのスタッフとご家族に共有できる、ケア記録システムです。
ケース記録、バイタル、プロフィール・人生録、生活リズム、計画書といった記録に特化した使いやすい機能やチームタイムライン、申し送りといった機能でチーム内での情報共有をサポートしてくれます。そのほかにも家族との記録の共有やLINE WORKS、Chatwork、LIFEといった他システムとの連携も可能です。

ケアコラボ Webサイト

排泄予測デバイス DFree

DFreeブース ©KAiGO PRiDE

DFreeブース ©KAiGO PRiDE

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社・DFreeは2022年4月より新たに特定福祉用具に認定された排泄予測支援機器。DFreeを下腹部に貼ることで、エコー診断にも使われている超音波で膀胱の状態をモニタリング。尿のたまり具合を10段階の数値で表示し、尿がたまってきたら「そろそろ通知」でお知らせ。トイレの失敗や失禁の不安を軽減してくれます。

DFree Webサイト

コミュニケーションロボット なでなで猫ちゃんEX

なでなで猫ちゃんブース ©KAiGO PRiDE

なでなで猫ちゃんブース ©KAiGO PRiDE

株式会社トレンドマスターのなでなでねこちゃんEXシリーズは、猫が好きでもお家で猫を飼えない方のために開発されたリアルなコミュニケーションロボット。撫でると本物の猫の声で鳴き、撫でられた場所によって違う声で鳴いてくれます。EXでは質感にもさらにこだわり、よりいっそう本物の猫と一緒に暮らしているような体験をすることができます。
イベントではさまざまな年代の方から人気のなでなで猫ちゃんシリーズ。この日もそのかわいらしさが人気を集めていました。

ヤマシタオンラインストア:「なでなで猫ちゃんEX 」ページ

在宅介護用ベッド ヨカロ

ヨカロブース / 撮影:金子修平(株式会社ヤマシタ世田谷松原営業所)

ヨカロブース / 撮影:金子修平(株式会社ヤマシタ世田谷松原営業所)

株式会社プラッツの「ヨカロ」は進化した背上げと業界最高クラスの床面高さで、介護でつながる皆さまに「ちょうどいい」電動ベッド。
頭の角度を調節できる「ハイバックサポート機能」の可動範囲が30度まで広がり、腰に負担の少ない背上げや食事介助、口腔ケアのための姿勢づくりもしやすくなります。
業界最高クラスの「床面高さ」と「組立部品ゼロ」での簡単組み立て・サイズ変更を実現しています。
福祉用具専門相談員としては、ハイバックサポートの可動範囲の拡大によってベッド上での姿勢が作りやすくなるのでとても嬉しいです。

株式会社プラッツWebサイト:「ヨカロ」ページ

移乗サポートロボット HUG

移乗サポートロボット HUG ©KAiGO PRiDE

移乗サポートロボット HUG ©KAiGO PRiDE

移乗サポートロボット HUGは一人で立ち上がることが難しい方用の移乗サポートロボット。ベッドから車いす、車いすからお手洗いの移乗介助と立位保持を行う事ができます。
リモコンは、たつ・すわるの2ボタンのみ。どなたでも操作に迷うことなく、簡単に移乗介助ができます。
これまでのスタンディングリフトに比べて、比較的コンパクトな点もグッドです。

株式会社FUJI Webサイト:「移乗サポートロボット Hug」ページ

介護リフト つるべー Bセット

介護リフト つるべー Bセット / 撮影:佐々木玲奈(株式会社ヤマシタ世田谷松原営業所)

介護リフト つるべー Bセット / 撮影:佐々木玲奈(株式会社ヤマシタ世田谷松原営業所)

介護リフト つるべー Bセットは、ベッドの重さを利用した設置式の移乗用リフトです。介護ベッドと車いす間、またはPトイレ間を介助者・利用者共に負担なく安全に移乗することができます。操作が簡単で、軽く押すだけでスムーズに移動できるだけでなく、ベッドに固定するリフトなので門型のリフトに比べて揺れが少なく、省スペースで設置可能です。

株式会社モリトーWebサイト:「つるベーBセット」ページ

介護に関係ない人はいない。だからこそ

トークセッションの様子 ©KAiGO PRiDE

トークセッションの様子 ©KAiGO PRiDE

介護の認識を変える1週間「KAiGO PRiDE WEEK」の現地開催イベント「Japan International KAiGO Festival」では、興味深いトークセッションや、日々アップデートされる介護機器の展示が行われました。
介護に関係ない人はいない。だからこそ、介護に携わる私たちも、そしていずれ介護に携わる方にも、知ってもらいたいことはたくさんあります。
昨年度の開催の様子はYouTubeチャンネルにもアーカイブが上がっているので、興味のある方はぜひ、チェックしてみてくださいね。
来年の「KAiGO PRiDE WEEK」にもぜひ、オンラインやリアルで参加してみてください。

開催概要

KAiGO PRiDE WEEK「Japan International KAiGO Festival」フライヤー裏面 ©KAiGO PRiDE

KAiGO PRiDE WEEK「Japan International KAiGO Festival」フライヤー裏面 ©KAiGO PRiDE

名称:介護の認識を変える1週間 KAiGO ORiDE WEEK Japan International KAiGO Festival 都内開催

日時:2024年2月20日(火) 11:00~16:00(受付 10:30~)

場所:世田谷区立保健医療福祉総合プラザ 研修室C

内容:
Session1 11:00~12:10
トークショー「日本で働く外国人施設長」
グスタフ・ストランデル氏(国際ケアシステム)
マシュウ・カラシュ氏(ささりんどう鎌倉)

Session2 14:00~15:00
トークショー「介護におけるブランディング」
藤巻佳祐氏(特別養護老人ホーム 弦巻の家)
永嶋千秋氏(世田谷ホームヘルプサービス)
マンジョット・ベティ氏(クリエイティブ・ディレクター)

Session3 12:30~ / 14:00~ / 14:30~15:00
最新の介護関連機器サービスの特設展示コーナー

Session4 15:00~16:00
「介護魅力発信団体×KAiGO PRiDE」

取材協力:一般社団法人 KAiGO PRiDE、世田谷区福祉人材育成・研修センター
写真提供:一般社団法人 KAiGO PRiDE
写真(一部):株式会社ヤマシタ世田谷松原営業所 金子修平、佐々木玲奈
文:株式会社ヤマシタ世田谷松原営業所 金子修平

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