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徘徊の早期発見と見守りの実践

徘徊の不安なく暮らすには、日々の小さな変化を見逃さず、気づいた行動を言葉と記録で共有する仕組みが土台になります。さらに、センサー機器で「知らせる」経路を整えると、夜間や目を離す時間も見落としが減るでしょう。導線、声かけ、機器の配置までを一体で考えます。

兆候把握と家族の役割を決める

徘徊の早期発見は、「ふだんの当たり前」を家族で共有することから始まります。起床・食事・排泄・就寝のタイムラインや好きな場所、よく触る持ち物など行動の“型”を可視化すると異変に気づきやすいでしょう。
夜間と日中の通知の一次受けを誰が担うかも決め、負担の偏りを避けます。近隣と連絡先を共有して地域の目も味方にします。

生活リズムと行動パターン

「夕方に玄関へ向かう」「トイレ後に台所へ回る」など繰り返す行動を洗い出し、明るさ・段差・扉の開閉を整備します。外出の動機(探し物・役割感)には代替行動(室内散歩、郵便物の仕分け)を用意すると落ち着きやすいでしょう。

声かけと記録

否定せず理由を受け止め短い指示で誘導します。「心配だから一緒に玄関まで行きましょう」のように目的を尊重し付き添いを提案します。記録は時刻・場所・行動・対応・結果の5点で残すと後から見直しや共有が容易です。

機器で「気づける化」する

身体状況と住環境に合わせ、踏む・離れる・横切る・開けるを捉えるセンサーを選び、通知経路を簡潔に設計します。音・振動・光のいずれでもよいので、家族の生活に合う受け取り方(携帯受信機/室内受信機)を選ぶと運用が続きます。

床・赤外線センサーの活用

床マット型はベッド脇やトイレ前の通過を確実に拾い夜間の離床検知に相性が良いです。赤外線型はベッド下や玄関、ドア上など設置自由度が高く横切り動作の検知が得意です。ベッドシート型は「起き上がって離れた」を拾いやすく、見逃しと誤報のバランスを取りやすいでしょう。

通知方法と設置場所

通知は家族のいる場所へ確実に届く設計が最優先です。持ち歩ける受信機なら家事・在宅ワーク中でも気づきやすいでしょう。設置は「最初に動く点」に近い場所が基本。ベッド脇の床マット→離床、トイレ入口の床マット→夜間動線、玄関前の赤外線→外出前の兆候、室内ドアのスイッチ→扉の開閉と、段階的に気づける配置が安心です。

ヤマシタすぐきた掲載商品

出入口見守り

商品名 主な特長 サイズ 1割負担時のレンタル価格
見守りSENSEα 赤外線タイプ 赤外線で人の動きを検知して無線で受信機にお知らせ センサー:幅13.5×φ4.5cm/電波の見通し距離約100m 600円
見守りSENSEα フロアタイプ 床に敷かれたセンサーを踏むと無線で受信機にお知らせ 床センサー:幅100×長さ50×厚さ0.6cm/電波の見通し距離約100m 600円

ベッドからの動き出し感知

商品名 主な特長 サイズ 1割負担時のレンタル価格
家族コール2・Bタイプ ベッド上に設置したシート状のセンサーで起き上がりを感知 センサー:幅25×長さ80×厚さ1cm/電波の見通し距離約80~100m 756円
見守りSENSEα ベッドタイプ センサーから人が離れると無線で受信機にお知らせ センサー:幅78×長さ28×厚さ0.8cm/電波の見通し距離約100m 600円

まとめ

徘徊の早期発見は行動パターンの共有・段階的に気づける導線・確実に届く通知の三位一体で安定します。床マットやベッドシートで最初の動きを捉え、赤外線で出口に関所を作れば外出前に声かけしやすいでしょう。家族の役割を決め、記録で振り返り、配置と感度を微調整して“見守りが続く仕組み”を整えたいですね。


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