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感染症予防のための換気と動線づくり

感染症予防のための換気と動線づくり

感染症の拡大を防ぐためには、換気と人の動きの管理が重要です。室内の空気を効率よく入れ替えることに加え、動線を工夫して接触や飛沫のリスクを減らすことで、安全性を高めることができます。

換気の基本原則

換気は、室内の汚れた空気を外に排出し、新鮮な空気を取り込むための基本対策です。

二方向換気・換気回数

二方向換気とは、空気の入口と出口を確保し、効率よく空気を流す方法です。窓やドアを2か所以上開けて風の通り道を作ると、短時間でも空気の入れ替えが可能になります。一般的には1時間に2回以上の換気が望ましいとされます。

季節別の窓開け

冬場は暖房効率が下がらないように、短時間の換気を頻度を増やして行います。夏場は日差しや外気温の影響を避け、早朝や夕方の涼しい時間帯を活用すると快適でしょう。換気と室温管理のバランスが重要です。

場所に合わせた換気

部屋ごとの空気の流れを整えることで、感染リスクを低減できます。

居室の換気

家具やカーテンで窓や換気口を塞がないようにし、空気の通り道を確保します。扇風機やサーキュレーターを併用して空気の循環を促すのも効果的です。

トイレ・浴室の換気

トイレや浴室は湿度が高く、飛沫が残りやすいため常時換気が望ましいです。窓を開けたり換気扇がある場合は稼働させ、換気扇の掃除や点検は定期的に行いましょう。

ケア時の工夫

介護や看護の場では、人と人との接触が避けられないため、動線設計と物品管理が大切です。

入室前後の手順と動線

入室前には必ず手指消毒を行い、マスクや手袋などの着脱は出入り口付近で行います。ケア担当者の動線を整理し、不要な移動を減らすと効率的です。

共用物品の管理

体温計や筆記具、ケア用具など共用する物品はこまめに消毒します。可能な限り個別に用意し、使い回しを避けると安心です。

まとめ

換気と動線の工夫は、日常的な感染症予防の要です。空気の流れを意識し、接触や飛沫のリスクを減らす配置や手順を取り入れることで、安全で安心な生活環境を維持できるでしょう。

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