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寝たきりの方の食事姿勢

寝たきりの方の食事姿勢

寝たきりの方が安全かつ快適に食事をとるためには、誤嚥を防ぎ、消化を助ける姿勢作りが欠かせません。ベッド上での姿勢調整や介護用品の活用により、食事時間を安心して過ごせる環境を整えることができるでしょう。

誤嚥を避ける基本姿勢

食事時の姿勢は、誤嚥予防と食事の楽しさを守るための重要なポイントです。

背上げ角度・骨盤位置・頭部支持

背上げ角度は30〜45度を目安に設定し、骨盤をしっかり立てて前滑りを防ぎます。頭部は軽く前傾させ、顎を引いた姿勢にすることで、食塊が気道に入りにくくなります。頭部支持具やクッションを活用すると安定感が増すでしょう。

食後30分の姿勢保持

食後すぐに姿勢を変えると逆流やむせ込みの原因になります。食後30分程度は同じ姿勢を保つことが望ましく、読書や会話をしながらリラックスして過ごすとよいでしょう。

ベッド上での調整手順

ベッド上での姿勢づくりは、細かな調整と安定した支持が鍵となります。

肩甲帯の前滑り防止

肩甲骨の位置を整え、背もたれやクッションで支えることで前滑りを防ぎます。滑り止めシートを併用すると、姿勢が崩れにくくなります。

足部・膝部の支持と安定

足底がしっかり接地するよう台やクッションを置き、膝の角度を90度程度に保ちます。これにより体幹が安定し、食事動作もスムーズになります。

姿勢作りに役立つ介護用品

姿勢保持や背上げ調整に役立つ介護ベッドやクッションを活用することで、安全性と快適性を高められます。

介護ベッド

背上げや膝上げ機能のついた介護ベッドを使用すれば、簡単に姿勢を安定させることができます。

姿勢保持クッション

背や足など、ピンポイントで高さや角度を調整することができます。

まとめ

寝たきりの方の食事姿勢は、誤嚥や消化不良を防ぎ、快適な食事時間を作るうえで重要です。背上げ角度や骨盤・足部の安定、頭部の支持を意識し、介護ベッドやクッションなどの介護用品を組み合わせることで、安全で安心な食事環境を整えられるでしょう。

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