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介護用品レンタルのヤマシタ「親の介護に関する意識調査」プレ介護層55,515人調査で明らかに──介護への不安、女性に強く
親の介護に不安を感じる女性は6割超
話し合い進まず、不安と覚悟が女性に集中

介護用品レンタルのヤマシタ「親の介護に関する意識調査」|プレ介護層55,515人調査で明らかに─介護への不安、女性に強く


株式会社ヤマシタは、「プレ介護層」(介護に携わっている、もしくは携わる可能性の高い層)である45歳~69歳の男女55,515人を対象に「親の介護に関する意識調査」を行いました。

このページでは調査結果の一部をご紹介します。より詳細なデータが見たい、自社でも調査データを活用したい等のご要望がありましたら、お気軽にご連絡ください。

調査概要

親の介護に関する意識調査イメージ

対象者45歳~69歳の男女

アンケートサンプル数:55,515人
居住地:全国
調査方法:インターネットリサーチ
アンケート実施日:2024年6月5日~6月6日

アンケートサマリー

  • 「プレ介護層」で両親・義両親のいずれかが要支援・要介護認定を受けていると回答した割合は37.5%
  • 「介護について「不安を感じる・やや不安を感じる」割合は過半数。特に女性の方が不安を感じる割合が高い傾向が見られた。
  • 両親・義両親の老化を実感し、将来的に介護が必要になることを意識したことがある人は約7割。しかし、両親・義両親と介護について話したことがある人は約25%と少数派。
  • 「主に自分が両親・義両親の面倒を見ることになる」と考えている割合は、男性25.3%、女性37.3%。しかし、実際に介護が始まると、自分以外の家族との協力や介護サービスを活用しながら介護を行う実態が明らかに。
  • 同居はしていなくても、「同じ市区町村に住んでいる」割合は、両親・義両親すべてで20%超
  • 介護と聞いて思い浮かぶものとして、デイサービス(62.3%)、要介護認定(54.6%)が上位に。
  • 現在利用されているサービスは、デイサービス(61.1%)、訪問介護(36.4%)、介護用品レンタル(35.2%)で、介護保険サービスが上位。

アンケート結果

Q1ご両親・義両親の現在の
要介護・要支援認定状態について(単一回答、n=40,680)

ご両親・義両親の現在の要介護・要支援認定状態についてのグラフ

両親・義両親のうち、一人でも要支援・要介護の認定を受けている状態にあると回答した方は、全体の37.5%で、45歳~69歳の男女のうち、約3人に1人という結果になりました。

Q2あなた、またはご両親の
介護について、
どのぐらい不安を感じているか(単一回答、n=44,573)

あなた、またはご両親の介護について、どのぐらい不安を感じているかのグラフ

男女ともに不安を感じる(非常不安を感じる・やや不安を感じる)割合は過半数でしたが、傾向として女性の方が不安を感じる割合は高いことがわかりました。

Q3普段の暮らしの中でご両親の
ご年齢や身体機能の低下など、
いずれ両親・義両親の介護が必要になると意識したことがあるか(単一回答、N=22,625、
Q1で、両親・義両親について現状、
要支援・要介護認定を受けている状態にないと回答した方への質問)

普段の暮らしの中でご両親のご年齢や身体機能の低下など、いずれ両親・義両親の介護が必要になると意識したことがあるかのグラフ

介護の必要性を意識したことがある人は7割近くで、両親・義両親の老化を実感している人は多いようです。しかし、両親・義両親と介護について話したことがある割合は2割~3割と、多くの人が介護を意識しているものの両親と話すまでに至ってないことがわかります。

男女差をみると、女性の方が「意識したことがあるし、両親とも話をしている」の選択肢で男性の割合を6.1ポイント上回っており、Q2で女性の方が不安を感じる割合が高いことと関係があることが推測できます。

Q4両親・義両親について
どなたが介護を行う予定か。
もしくは、どなたが介護を行っているか(単一回答)

どなたが介護を行う予定ですか(n=28,449)

どなたが介護を行う予定ですかのグラフ

どなたが介護を行っていますか(n=18,934)

どなたが介護を行っていますかのグラフ

介護を行っていない方で「主に自分が面倒を見ることになると思う」と回答した割合は、男性で25.3%、女性で37.3% と女性の方が12ポイント上回っており、Q2で女性の方が不安を感じる割合が多かったことと関連があることが推測できます。

「誰が介護をするか」のイメージと実際比較

介護をまだ経験していない人と、すでに介護をしている人を比較すると、「自分が主に介護をすることになる」と考えていた人の割合は、実際に介護をしている人の割合より高い結果となりました。つまり、介護を始める前は「自分が中心になる」と考える人が多い一方で、実際にはもう少し負担が分散されていることがわかります。
実際に介護をしている人の中では、

  • 男性では「主に介護サービス事業者が対応している」と答えた人が、事前にそう予想していた人より5.9ポイント多い。
  • 女性では「主に自分以外の家族が介護している」と答えた人が、事前にそう予想していた人より6.1ポイント多い。

という結果となりました。このことから、介護は“ひとりで背負うもの”というイメージとは異なり、実際には家族や介護サービスと協力して行われているという実態が見えてきます。

Q5ご両親・義両親は、
現在あなたと一緒に暮らしていますか(単一回答)

ご両親・義両親は、現在あなたと一緒に暮らしていますかのグラフ

同居の割合が最も高かったのは、自身の母親で21.2%でした。一方最も同居の割合が低かったのは、配偶者の父親で4.4%に留まりました。

一方、同居はしていないが、「同じ市区町村に住んでいる割合」は、両親・義両親すべてで、20%を超えており、「自分が住んでいる市区町村に隣接する市区町村に住んでいる」「同じ都道府県内のその他の市町村に住んでいる」まで含めると、両親・義両親すべてで、半数を超える結果となりました。

遠距離介護では頻繁な移動が大きな負担となりますが、近距離であれば定期的な訪問が効率的に行うことや、介護サービスと家族のサポートを柔軟に組み合わせることも可能になります。

Q6介護と聞いて思い浮かぶこと(複数回答、n=55,515)

介護と聞いて思い浮かぶことのグラフ

介護と聞いて思い浮かぶことでは、デイサービスや訪問介護が最も高く62.3%、次いで要介護認定が54.6% という結果になりました。その他、多くの介護サービスも3 割以上が認知される結果となりました。介護で行うことは表以外にも多くあり、実際にはたくさんのサポートが必要となります。

Q7日常的な支援や介護・介助について、
両親・義両親が現在利用している
商品やサービス(複数回答、n=11,653)

日常的な支援や介護・介助について、両親・義両親が現在利用している商品やサービスのグラフ

両親・義両親がいずれかの商品・サービスを現在利用していると回答した方に、具体的なサービス内容を聞いたところ、デイサービスが最も多く61.6%、次いで、訪問介護・ヘルパーさんが36.4%、介護用品レンタルサービスが35.2%の順で、上位3つを介護保険サービスが占める結果となりました。

厚労省が発表する介護保険サービス種類別の受給者数では、居宅介護支援を除いて最も介護保険サービスの受給者が多いサービスは、福祉用具貸与(介護用品レンタル)で約380万人、次いで通所介護(デイサービス)が約166万人、訪問介護が約159万人の順(※)となっており、介護用品のレンタルサービスは自身や配偶者の両親が利用していても、子供は認識していない場合が多いことが推測できます。

※厚生労働省「令和5年度 介護給付費等実態統計の概況」サービス種類別にみた受給者数

アンケート調査の結果を踏まえて

親の介護に関する意識調査イメージ

本調査からは、多くの人が親の老化を実感し、将来的な介護を見据えている一方で、実際に家族と介護について話し合えていない現状や、介護に対する不安の大きさ、特に女性の方がより強くその負担を感じていることが明らかになりました。「自分が担うかもしれない」という意識に男女差が見られる点も、介護をめぐるジェンダーギャップの表れといえるでしょう。しかし、現実の介護は、家族やサービスとの連携で成り立つものであり、一人で抱え込む必要はありません。今後は、介護を“個人の責任”とするのではなく、社会全体で支える仕組みや意識の醸成、そして家庭内での対話がより重要になっていくと考えられます。

介護用品レンタルの活用は、必要なタイミングで適切な福祉用具を導入できるため、経済的な負担を抑えながら、利用者本人の「できることを増やす」=自立支援につながるという大きな利点があります。手すりや歩行器、電動ベッドなどの用具は、家族の負担軽減と同時に、本人の生活の質(QOL)向上を後押しします。

ヤマシタの介護用品・福祉用具紹介サイト「ヤマシタ すぐきた」では、介護用品の選び方・基礎知識に関するコラムを200件以上掲載。また、介護用品の導入によってご利用者の課題や希望を解決した実際の事例を300件以上掲載しています。はじめての介護でお困りの際は、是非「ヤマシタ すぐきた」よりお問い合わせください。

詳細な調査データに関するお問い合わせは以下よりご連絡ください。
株式会社ヤマシタ広報部メールアドレス:koho@yco.co.jp

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