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工事不要の手すりは置くだけ簡単!玄関やトイレでの転倒対策にもおすすめ

工事不要の手すりは置くだけ簡単!玄関やトイレでの転倒対策にもおすすめ

手すりは大がかりな工事をしなくても、置くだけ・突っ張り・吸盤タイプなら賃貸でもすぐ設置でき、転倒予防に役立ちます。

この記事では、玄関・トイレ・寝室での選び方と、介護保険でのレンタル活用まで分かりやすく解説します。

手すりは「工事不要」で設置できます

手すりの設置と聞くと、大がかりな工事をイメージするかもしれませんが、実は工事不要で取り付けできます。

工事不要の手すりには、置くだけで使える据え置き型や、床と天井で突っ張って固定するタイプなどがあり、簡単に設置できる特徴があります。工具を使わず手軽に設置できるため、購入後すぐに使い始められる点が大きなメリットといえるでしょう。

賃貸住宅で工事が難しい方や、事故やけがで一時的に介護が必要な方には、工事不要の手すりがぴったりです。場所を選ばず、必要なときに設置できる点もメリットです。

工事不要手すりのタイプと特徴

工事不要の手すりには、置き型・突っ張り式・吸盤固定の3種類があります。置き型は床に置くだけで設置できる自立型手すりで、ベースに重さがあるため安定しており、移動も簡単です。

突っ張り式は床と天井を突っ張って固定するタイプで、利用者の体格に合わせて高さを調整しやすく、壁を傷つけず設置できるメリットがあります。

吸盤固定の手すりは壁面に密着させて使うタイプです。浴室やトイレなどの水回りに適しており、縦・横など使いやすい角度に調整できます。取り外しがしやすいため、一時的な使用にも向いています。

トイレにおすすめの置くだけ手すり

トイレでは左右に手すりがあるタイプを選ぶと、しっかり体を支えやすく安全です。便座を挟み込むだけで簡単に設置でき、賃貸住宅でも安心して使えます。手すりの幅や高さを利用者の身体状況や便器サイズに合わせて調整でき、転倒予防にも有効です。

洋式トイレ用フレーム SUS-はねあげR-2

洋式トイレ用フレーム SUS-はねあげR-2

「洋式トイレ用フレーム SUS-はねあげR-2」は、肘掛けを跳ね上げられる構造で、移乗や介助の動作を妨げない点が特徴です。肘掛けが前方まで伸びており、立ち上がり時でも安定感があります。

手すりの高さは55〜70cmの6段階で調整可能。便器を挟み込むだけで簡単に設置でき、工具は不要です。便座幅14〜40cmに対応するため、自宅のトイレサイズを測定しておきましょう。

洋式トイレ用スライド手すり

洋式トイレ用スライド手すり

「洋式トイレ用スライド手すり」は、肘掛けが後方へスライドする構造で、横からの移乗がしやすい点が特徴です。

手すり内側のボタンでスライド幅を3cm刻みで最大9cmまで調整でき、高さも9段階で調整可能。便器前に脚部が出ない構造のため、足元がすっきりし、立ち座りも安全に行えます。つまずきリスクの低減にもつながります。

玄関におすすめの工事不要手すり

玄関では、段差に合わせた踏み台と手すりが一体となったタイプがおすすめです。設置後すぐに使える手軽さに加えて安定性にも優れ、体をしっかり支えられます。

床との接地面に滑り止め加工がある製品なら、段差の上り降り時の転倒リスクを軽減できます。

あがりかまち用たちあっぷ 両手すり ステップ台付

あがりかまち用たちあっぷ 両手すり ステップ台付

あがりかまち用たちあっぷミニ 片手すり

あがりかまち用たちあっぷミニ 片手すり

「あがりかまち用たちあっぷミニ 片手すり」は、工事不要で置くだけで設置でき、狭い玄関でも使いやすい点が特徴です。

片手でつかまれる仕様のため、壁際に設置したいときなど限られたスペースに適しています。コンパクトなベースで、賃貸住宅や団地の玄関にも最適。足腰に不安のある高齢者の外出時のサポートにも役立ちます。

寝室・廊下にも使える簡易手すり

寝室や廊下で使える簡易手すりには、天井と床で突っ張って固定するタイプと、自立型スタンドタイプがあります。突っ張り式は立ち上がりの支えに最適。一方、自立型は移動がしやすく、必要な場所にすぐ配置できるのが特徴です。

ルーツ サイドタイプ

ルーツ サイドタイプ

「ルーツ サイドタイプ」は、ベースと手すりを組み合わせた床置き型手すりです。ベッド脇やソファ横に置くだけですぐに使え、立ち上がりや起き上がりをサポートします。手すりの高さは工具なしでも70〜80cmの3段階に調整でき、グリップは手になじみ滑りにくい仕様です。夜間のトイレ起床が多い方や、布団からの立ち上がりに不安がある方にもおすすめです。

バディーC

バディーC

「バディーC」は、天井と床を突っ張って固定する縦型の手すりで、梁のある天井なら工事不要で設置できます。ワンタッチで取り付けでき、安定性にも優れます。

設置スペースをあまり必要とせず、壁のない場所でも設置可能。単体でも複数本でも使え、寝室やリビングなどで重宝します。ベッドサイドに設置すれば、寝返り補助としても活用できます。

関連記事:手すりを選ぶ際のポイントと設置場所

工事不要の手すりは介護保険でレンタルできる

工事不要で設置できる手すりは、介護保険を利用してレンタルできます。ただし、レンタル対象は工事不要タイプに限られます。手すりのレンタルは介護保険サービスの「福祉用具貸与」に該当し、自己負担は原則1割(所得により2〜3割)です。

レンタルの対象は要介護認定を受けている方です。まだ認定を受けていない場合は、まず居住地の市区町村窓口に相談しましょう。認定後はケアマネジャーがケアプランを作成し、適した手すりを選定。

契約後に自宅へ納品・設置され、レンタルが開始します。利用中は定期的にモニタリングが行われ、常に自分に合った手すりを使用できます。

購入ではなくレンタルするメリット

手すりの設置は、購入よりもレンタルがおすすめです。メリットは次の4つです。

  • 自己負担を抑えられる
  • 不要になれば返却できる
  • 身体状況の変化に応じて交換できる
  • 専門スタッフが設置・調整してくれる

介護保険の適用で自己負担は1〜3割に抑えられます。不要になった場合は返却可能なため、購入よりムダがありません。

身体状況の変化に合わせた製品への交換もでき、設置・調整は専門スタッフに任せられるため、安心して利用を開始できます。自分でのメンテナンスも不要です。

関連記事:介護保険で手すりを取り付けできる?レンタルや住宅改修の条件、おすすめの商品を解説

まとめ

大がかりな工事をしなくても、置き型や突っ張り式などの工事不要タイプを選べば、簡単に手すりを設置できます。トイレ・玄関・寝室など使用場所に合わせて選べば、日常動作の不安を軽減できるでしょう。

介護保険を利用すればレンタルが可能で、初期費用を抑えつつ、不要になれば返却や変更もできます。専門スタッフによる設置・調整も受けられます。手すりの設置を検討している方は、まず担当ケアマネジャーに相談してみてください。

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