【事例No.036】
がん疼痛の緩和を図り、安楽な在宅生活を送りたい
- 疾病: 癌
- 課題: その他、食事、誤嚥
本人の情報
- 性別:男
- 年齢:80
- 介護度:要介護4
家族の状況および居住環境
- 住居:一戸建て
- 家族構成:家族同居
- 主介助者:妻
- 介護量:全介助
解決策
がん疼痛の緩和は、選ぶ福祉用具が重要
がん疼痛を抱えており、痛みの緩和が優先順位の高い課題でした。
ベッド上の臥位時間が長いため、痛みの緩和には姿勢変換が容易に行なえる機能が不可欠であったため、ベッド・マット共に姿勢変換機能を有した機種で解決を図りました。
-
導入福祉用具1
- 品目
- 特殊寝台(付属品含む)
- メーカー名
- パラマウントベッド
- 機種名
- 楽匠プラス Hタイプ 3モーション
- 商品詳細
- 選定理由
-
ベッド上での生活が主となるため、疼痛対応を目的として姿勢変換機能を有した機種を選定。
通常の背上げ機能、膝上げ機能、床高調整機能に加え、ベッド全体の傾斜角度を調整できる機種を選定。
疼痛の状態に合わせ、各箇所の角度調整機能を活用し、痛みの緩和を図ることができます。
-
導入福祉用具2
- 品目
- 体位変換器
- メーカー名
- ケープ
- 機種名
- ラグーナ
- 商品詳細
- 選定理由
-
自力での体位変換が困難であり、臥位時間が長いことから床ずれのリスクが高い状況でした。
合わせて疼痛への対応も必要であるため、自動体位変換機能を有したエアマットを選定。
体位変換の角度が大きい場合は身体に痛みを伴うため、小さな体位変換を短い間隔で行なえる機種を選定しました。