事例を解決

【事例No.021】

膝・腰に痛みがあっても、自由に移動したい!

  • 疾病: その他、大腿骨頸部骨折、変形性膝関節症
  • 課題: 屋内歩行、外出、転倒

本人の情報

  • 性別:女
  • 年齢:88
  • 介護度:要介護1

家族の状況および居住環境

  • 住居:集合住宅
  • 家族構成:家族同居
  • 主介助者:その他
  • 介護量:一部介助

解決策

体格に合わせた座高の車いすや超軽量歩行器がおすすめ

体格に合わせた座高設定をした車いすを使用することで、足漕ぎ操作をすることができます。
薄手の体圧分散クッションを併用することで、足漕ぎを邪魔せず、臀部の痛みをサポート。
室内では、転倒を防ぎながら腰に負担がかからないよう、超軽量タイプのピックアップ歩行器を使用。

  • 導入福祉用具1

    エコールチェア マルチ 自走用

    品目
    車いす(付属品含む)
    メーカー名
    日進医療器
    機種名
    エコールチェア マルチ 自走用
    商品詳細
    選定理由

    車いすは外出時とデイサービス先で主に使用。手漕ぎ操作だけでは、体重が比較的あるため推進力が不足。
    座高が38・40・42センチと体格に合わせが調整が可能でありながら、女性や高齢のご家族でも扱いやすい軽量タイプを、体格と臀部の痛みサポートのためクッションを併用することを考慮し、座高38センチに設定。
    しっかり足が着く高さにすることで、長時間過ごすデイサービス先や通院時に手漕ぎ足漕ぎで自由に移動することができます。

  • 導入福祉用具2

    アウルREHA レギュラー

    品目
    車いす(付属品含む)
    メーカー名
    加地
    機種名
    アウルREHA レギュラー
    商品詳細
    選定理由

    足漕ぎ操作をするためにクッション込で前座高を42センチにする必要があったため、厚みが4センチ程度のものを選定。
    エクスジェルにより臀部にかかる体圧を分散し、長時間の座位時に感じていた痛みをサポート。走行時の振動軽減効果も。

  • 導入福祉用具3

    MgウォーカーⅡ型

    品目
    歩行器
    メーカー名
    田辺プレス
    機種名
    MgウォーカーⅡ型
    商品詳細
    選定理由

    腰椎滑り症、右大腿骨頸部骨折後の痛み、両変形性膝関節症などがあり、室内の移動時も痛みあり。
    転倒のリスクを減らすため、しっかり床に脚を設置させて使用する、ピックアップタイプ歩行器で、持ち上げる際に腰に負担ができるだけかからないよう、超軽量タイプを選定。