【事例No.015】
変形性膝関節症の方への歩行支援
- 疾病: 白内障、変形性膝関節症
- 課題: 転倒、屋内歩行
本人の情報
- 性別:女
- 年齢:85
- 介護度:要介護2
家族の状況および居住環境
- 住居:一戸建て
- 家族構成:家族同居
- 主介助者:長男
- 介護量:一部介助
解決策
体を預けて安心して移動が出来る前腕支持タイプの歩行器を提案!!
変形性膝関節症により、歩行時に痛みを伴っている状況です。
膝関節症の進行を防ぎながら、自立した歩行支援を図る必要があったので、歩行時の加重を下肢から上肢側に加重分散できるよう、前腕支持型タイプの歩行器を導入して下肢の負担軽減を図りました。
これまで介助者の手引き歩行を行なってしたが、自立した歩行も可能となり、介助者の負担の軽減にも繋がりました。
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導入福祉用具1
- 品目
- 歩行器
- メーカー名
- 星光医療器製作所
- 機種名
- アルコー1S型
- 商品詳細
- 選定理由
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歩行時の膝への負担軽減を目的として、胸の高さで体幹を支持できる前腕支持型歩行器を選定しました。
前腕に加重分散することが出来るため、膝への負担が少なく、歩行時の痛みの緩和、症状の進行を防ぐ効果が期待できます。
また、廊下幅が狭いため、コンパクトで回転性能に優れた歩行器を選定し、住環境への適合にも配慮いたしました。