【事例No.009】
日中自立した生活を送りたい
- 疾病: 脳血管障害
- 課題: 排泄、起居動作、屋内歩行、転倒
本人の情報
- 性別:女
- 年齢:82
- 介護度:要介護2
家族の状況および居住環境
- 住居:一戸建て
- 家族構成:家族同居
- 主介助者:次女
- 介護量:一部介助
解決策
福祉用具で自立した生活を送れます。
脳梗塞の後遺症により、左半身麻痺がある状況でした。
生活動作全般において、福祉用具による支援を図ることで、自立した生活を継続することが可能な状況であったため、不自由を感じている動作について福祉用具を導入し、ご本人が送りたい生活が送れるよう、自己実現をサポートさせて頂きました。
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導入福祉用具1
- 品目
- 特殊寝台(付属品含む)
- メーカー名
- パラマウントベッド
- 機種名
- クオラ 2モーター
- 商品詳細
- 選定理由
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ベッドの高さがあればご自身で立ち座り動作が行えること、ベッド上での動作もご自身で行えるためスタンダードタイプのベッドを選定。
床からの高さが40cm以上あればたち座り可能なため2Mを選定。
立ち座り補助のため介助バーを選定。本人や布団の転落防止のためサイドレールを選定。
ベッド上での動作を妨げないよう硬めのマットレスを導入。
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導入福祉用具2
- 品目
- 手すり
- メーカー名
- モルテン
- 機種名
- バディーC
- 商品詳細
- 選定理由
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便座からの立ち上がりを行う際、手すりを引いて立ち上がる動作を行っていたため引く力に強いツッパリ棒タイプの手すりを選定。
手すりを設置する際、トレイの壁際に設置できるよう小型丸型ストッパーを選定
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導入福祉用具3
- 品目
- 手すり
- メーカー名
- 矢崎化工
- 機種名
- あがりかまち用たちあっぷ 両手すり(ステップ台付)
- 商品詳細
- 選定理由
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あがり框の段差が30cmあること、脳梗塞より軽度な左麻痺があることから昇降時、必ず利き手側に手すりがくるよう両手すりを選定。
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導入福祉用具4
- 品目
- 歩行器
- メーカー名
- 竹虎
- 機種名
- ハッピーミニ
- 商品詳細
- 選定理由
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トイレから寝室までの廊下が73cmと狭いこと、軽度な左片麻痺があるため歩行時にふらつきがあることから歩行器を選定。
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導入福祉用具5
- 品目
- 移動用リフト
- メーカー名
- コクヨ
- 機種名
- アシスタンド座いす
- 商品詳細
- 選定理由
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食事は居室の座卓で摂りたいとの希望があること、自宅に居る日は日中独居になりご自身で食事の準備などを行うこと、床から立ち座りを行い際、40cm以上の高さが必要なことから昇降座いすを選定。