【事例No.008】
脊柱管狭窄症による間欠性跛行を福祉用具で対応
- 疾病: その他、脊柱管狭窄症
- 課題: 屋内歩行、転倒、起居動作
本人の情報
- 性別:女
- 年齢:79
- 介護度:要介護1
家族の状況および居住環境
- 住居:一戸建て
- 家族構成:家族同居
- 主介助者:長男の嫁
- 介護量:一部介助
解決策
痛みや痺れの緩和は、福祉用具による動作支援で対応
脊柱管狭窄症により起居動作や歩行動作において、痛みや痺れといった間欠性跛行が発生している状況でした。間欠性跛行は前傾姿勢により緩和される傾向がある為、手すり設置や歩行器選定において、前傾姿勢が維持しやすいよう配慮を行ないました。
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導入福祉用具1
- 品目
- 手すり
- メーカー名
- モルテン
- 機種名
- ルーツ コーナータイプ
- 商品詳細
- 選定理由
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端座位時に前傾姿勢が確保できるように、自前のベッドにコの字型の置き型手すりを設置します。
寝返り起き上がりだけでなく、立ち上がりからの立位保持や歩きだしの支えとしても活用できます。
蓄光手すりパイプの使用により、夜間でも目印となります。
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導入福祉用具2
- 品目
- 歩行器
- メーカー名
- イーストアイ
- 機種名
- セーフティーアームウォーカーMタイプ
- 商品詳細
- 選定理由
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やや前傾姿勢での連続歩行動作を想定し、身体を支持しながらも方向転換や移動がスムーズなキャスター式を導入します。
後脚のストッパーは荷重かけることで作動するため、脊柱管狭窄症からくる痛みや痺れが出た場合でも体重を預けて休憩することも可能です。