【事例No.005】
高次脳機能障害による車いすのブレーキの掛け忘れを防ごう!!
- 疾病: 脳血管障害
- 課題: 排泄、起居動作、屋内歩行、外出、転倒
本人の情報
- 性別:男
- 年齢:61
- 介護度:要介護4
家族の状況および居住環境
- 住居:一戸建て
- 家族構成:家族同居
- 主介助者:その他
- 介護量:一部介助
解決策
車いすの自走操作と安全の双方を解決
まずは自力での移乗動作を確保するために、電動ベッドによる離床動作を支援する必要がありました。
移動には車椅子を利用する必要がありましたが、高次脳機能障害による注意力・理解力の低下が見受けられたため、ブレーキの掛け忘れによる転倒のリスクを解決する必要がありました。
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導入福祉用具1
- 品目
- 車いす
- メーカー名
- ミキ
- 機種名
- とまっティ 自走
- 商品詳細
- 選定理由
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高次脳機能障害があり、注意力・理解力の低下があり、ブレーキの掛け忘れのリスクが高い状態であるため、立ち座り時に自動的にブレーキが掛かる、立ち止まりブレーキ機能付きの車いすを選定。
右片麻痺がある為、左フットプレートを取り外し、足漕ぎによる自走操作を支援。
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導入福祉用具2
- 品目
- 特殊寝台(付属品含む)
- メーカー名
- パラマウントベッド
- 機種名
- クオラ 2モーター
- 商品詳細
- 選定理由
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背上げ、床高調整機能を有した2Mベッドを選定。
背角度調整により端座位姿勢までの動作をサポート。端座位からの起立動作をより楽に行なえるよう、床高を調整し、一連の離床動作を支援しました。